お笑い うち ちゃん

お笑い うち ちゃん チョボクレ日記

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

小万ちゃん 破門

女武士6
戻ってきた 小万ちゃんは 再度 馬庭念流に構え

桜山杯の「遠慮は無用じゃ はっはっはあ^^」と嘲笑とも気合とも思える奇声の瞬間

小万ちゃんが放った石は桜花杯の顔面を外れ左耳たぶをカスリ下段突きが浅く入っていた。

だが、桜山杯の竹刀は小万ちゃんの喉を捉えており ドタッと後頭部を打って倒れ、

皆が 「あっ!!」と身を乗り出した時、師範の額からは血が流れていた。

桜山杯の耳をかすった石が師範の額に当たっていた。

一石二鳥と言うのか なんとも 玉突きを見ているような光景だったが、

小万ちゃんは門弟が支える戸板から 大八車に乗せられ 関宿の自宅まで戻され、

深夜に意識が戻り、身を起こすと、

枕元には 義理の母と桜花杯の 安堵の顔があつた。

意識が戻っても 三日間は安静との漢方医の指示を守って寝ていたものの

道場へ行きたかった。

横になり 天井を見上げていると 桜花杯のニタリ顔が浮かんでくる。

左耳が脹れていたのは石が当たった証拠としても 「 かわされた 」と言うべきであろう。

道場の師範は 何故に真庭念流初級の私に他流試合をさせたのだろうか?

そして 何故に ニヤケ顔の桜山杯は 夜を徹して見舞ってくれたのだろうか?

よく日の昼間も桜山杯がやって来て、枕元に六神丸なる薬を置いて帰った。

桜山杯の左耳はまだ腫れていて、薬が必要なのは 桜山杯の方だと思えて笑った。

そして翌日も やって来た。 

小万ちゃんは 耳を見ながら 「石を投げるなど 申し訳なく」と詫びた。

声を出すと 喉に痛みが走り咳き込み苦しい。

「いやいや それ以上は申されるな 拙者もまだ咽喉が痛むでのう。」


桜山杯の咽喉への突きは 浅かったと言っても木剣 真剣ならば 死んでいたかもしれぬ。

「拙者 今 帰るべき処に帰るにも 旅籠の娘に石ぶつけられた上に 咽喉に突きを

くらったままでは 恥ずかしくて帰れんのでなぁ」

桜山杯は 小万ちゃんには 浪人 無宿者に映る。

この浪人の 帰るべき処はどこなのだろうか?

次の日も 次の日も 見舞いにやって来ては

「小万殿の 突きは天性の突きじゃ 磨けば光ることを請合う」と言っては帰って行く。

小万ちゃんが普通に歩けて 床上げしても やって来ては 同じことを言っては帰る

不思議と言うりも 気味が悪くなってきた。

そのころ 義理の父 山田屋吉右衛門は亀山藩家老加毛寛斎屋敷を訪ねて

小万ちゃんの破門状を見せていた。

そして、 桜山杯なる人物について 心当たりを尋ねると家老加毛寛斎は

以外なことを口にした。

「山田屋さん この屋敷に入られた以上は 先ずは碁を」と碁盤の前に座らせた。

桜山杯とは 無論 偽名だが 小万ちゃんの仇討ち成就のための 介添え役として

家老が招いた剣客 今後は桜山杯の指導の下で 稽古に励ませるようにと申しわたされた。

「小万殿の背後に タヌキ キツネが見えるそうじゃ 稲荷神社に祈願なされよ 山田屋さん」


















スポンサーサイト
  1. 2010/03/19(金) 11:46:42|
  2. お笑い
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<手まり | ホーム | 袖石の術>>

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://owra.blog96.fc2.com/tb.php/66-e757feed
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。